今週は特に取引が少なかったのでまとめてもいいかなと。
・10月16~20日
今週の肌感覚としてはVXXのバックワーデーションが想像以上に粘ってます。
もっと早くコンタンゴに戻ると思っていたのでちょっと予想外ですが、
put買いに走ってないので特に被弾せず。
初めてオプション売りでセータから利益を上げるアプローチをしてみようと、
直近の33.5ドル付近で、35Call売りの38Call買いのスプレッドを組んでみました。
このスプレッドでは2つの行使価格差の3ドルから、合計オプション価格を引いた
-2.6ドルが最大損失で、ITMにならなければ合計オプション価格の+0.4ドルの利益です。
今回はIVが90%の時に建てたのでリスクリワードがよくないラインでしたが、
IVが120%~超える場合だと遠くのOTMオプションを安全に売ることもできたと思います。
ヘッジする場合、ほぼゴミになるオプションを高値で買う戦略ではありますが。
平常時のIV見極めは大事。
オプションの利益の上げ方は2パターンあって利益の性質も異なりますね。
買いの場合は損失が限定される分、行使価格に入らなければ損失で終わりますし、
売りの場合は損失が無限なかわりに、行使価格入らないければ勝ち。(入っても差額あれば相殺)
しかし、期日前処分するのであれば取引価格が重要ですね。
デルタが加速度的に(ガンマ)推移するので買いは利益が膨らみやすいし、
売りは損失側に膨らみやすいという性質も気にしないといけない。
固定観念からオプション売りを嫌気してましたが、
無限損失とは言うもののオプションのデルタが1を超えることがない以上、
裸で売っても原資産ショート以上に損失を被ることはありえないことがわかりますね。
ただ儲かるときの割が非常に悪いので(入り口で最大利益が決まる)
屑オプションをリスク無視して多数売るのは破産しやすいと思います。
そろそろIVに結びつくベガの見方について勉強しようと思います。
下2段は下心で残り7時間で失効するオプション売って2k jpy稼ごうとしたけど、
念のために損切指値置いていたのが刈られた。-1k jpyほど。
上二段は無事に失効したので+4 jpyほど。